かながわ西湘2019年1月号
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国政・県政学習会では地域農業について意見交換をしましたシカの行動パターンも動画で学びました自分たちが栽培したコメを購入する生徒11~国政、県政学習会で議員と意見交換~ 小田原市上府中地区の住民で構成する『上府中地区まちづくり協議会』は11月22日、地元の千代中学校の1年生170人と一緒に栽培したコメ130㎏を校内で販売しました。コメは生徒ら約50人が購入し、その売り上げは来年に栽培するための種籾や肥料などの運営費に充てられます。 この協議会は2年前から生徒に農業への理解を深めてほしいと西大友にある水田12aで稲作体験学習を開いています。今年は、初めて『はるみ』を栽培。田植えやヒエ取り、稲刈りなどを生徒が体験して、420㎏を収穫しました。協議会の沖山明委員長は「生徒が栽培したコメを保護者にも味わってもらい、農業や食の大切さを親子で考えてもらいたい」と期待していました。 JAは11月19日、本店で国政・県政学習会を開き、農政対策委員や女性部、青壮年部など約70人が参加しました。学習会には牧島かれん衆議院議員や井上義行参議院議員、県議会議員の6名が出席。農業政策や農協改革への対応について要請するとともに、地域農業に対する意見交換を行いました。 当日は、沼田照義組合長と農政対策委員会の青木豊副委員長、深野純男副委員長が各議員に『地域農業が将来にわたり継続できる農業政策、及び農協改革への対応』に対する要請書を手渡しました。要請書には、日米物品貿易協定(TAG)の交渉に向けた対応のほか、農業労災保険の補償の拡充、わな猟免許の有効期限の延長、JA自己改革の後押しと自民党による農協改革の推進に関する決議の実現などを盛り込みました。 意見交換会では「強い農業、次世代へつながる環境を作るために、情報を提供してほしい」、「食料自給率や食品ロスなどが問題になっているが、政策を知りたい」などの意見や要望が相次いでいました。 JAでは鳥獣に対する知識を高めるために12月7日、本店で鳥獣被害対策研修会を開き、約40人が参加しました。埼玉県農業技術研究センターの古谷益朗氏が講師となり、獣の行動や生態を動画で紹介。「動物の行動にはそれぞれ特徴がありパターンも異なる。得意な行動を知ることで侵入する動物が本当にイヤがる被害対策を組み立てることが大切」と強調しました。また、電気柵については、効果を100%引き出すため①収穫直前に設置し、収穫が終了したら撤去する②設置したその日から通電すること③昼夜の切り替えをしない④漏電などの見回りを徹底する、などのポイントを指導しました。参加者からは「農作物の被害に日々悩まされているので、今回の研修で学んだことをすぐ実践していきたい」と意識を高めていました。みんなで作った新米はいかが!?~上府中の住民が千代中で販売会~まずは行動と生態の把握を~40人が、鳥獣被害対策学ぶ~農家の生の声を政策に

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