かながわ西湘2019年1月号
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伊藤 皆さんは非農家の生まれなんですよね。農業を始めたきっかけは何ですか。宍室 就農したパワフルな農業女子3人が、女性ならではの観点から農業やJAに対する思いや考えを語り合いました。聞き手は、tvkで放送中の『かながわ旬菜ナビ』のレポーター・伊藤綾香さんです。平成から新時代へと変わる今年。新規特集新春座談会伊藤   まくう4島崎新時代へ!輝け農業女子綾香さん薫さん伊い藤とう 綾あや香か林 3代続いた農家に嫁いだんですよ。農地や農機具、小屋等もそろっていたこともあり、教員を退職して、太陽の光を浴びながら仕事をしたいと思って就農したんです。環境問題や国際協力などのイベントのボランティアとして参加した東京の会場で、若い人たちが栽培した野菜を持ってきて売っていたんです。農業は田舎でおじいちゃんやおばあちゃんが作業しているイメージでしたが、こういう世界もあるんだなと…。とても魅力的に感じ、さまざまな農家の手伝いに行ったら、より農業にのめり込んでいきました。学生のときに、スポーツ栄養士になりたかったんです。でも、栄養素よりも食べ物を作ることが基本だと思い始めたときに、山に牛を放し飼いにする『山や地ち酪ら農の』を知り、牛を飼うところからちゃんとやりたいと思ったんです。大学卒業後に岩手県にある『中洞牧場』に就職して4年半学んでから、思い切って独立しました。秋や冬に近づくと草が枯れて牛にとってあまり食べるものが島崎 伊藤 皆さん、いろいろなきっかけや出会いがあって就農されたんですね。では、農業を始めてみて、想像とは違いましたか。島崎 なくなり、購入した干し草を食べさせなければと思っていました。でも、枯れているように見える草でも食べて栄養にして大きな体を維持していけるんだなと。それは実際に放牧をしてみないとわからないことでした。収穫や出荷、配達を全て一人で作業しているので、今はまだ、時間の配分がつかめていないのが課題ですね。また、昨年は大きな台風が何度も来たので、リスクの分散をしていかなくてはと、改めて思わされた年でもありました。林 全てが新しい発見でした。最初は何もわからなかったので、たく宍室 県内の農業や農産物などの“旬”の情報をお届けするtvk『かながわ旬菜ナビ』は、毎週日曜日朝9時から放送中。旬菜キャッチャーを務め、“いっとちゃん”の愛称で親しまれている。聞き手

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