JAかながわ西湘 2021年10月号
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順調に育っているキクラゲを確認する神田さん岡本金曜市野菜即売会で披露された竹のパビリオン10〜南足柄市と大学生がタッグ組み披露〜 南足柄市は慶応義塾大学の学生へ協力し、竹を活用した移動式のパビリオンを作り上げました。8月20日には岡本支店の駐車場で『旅するまちサロン』と題し、パビリオンを使った『岡本金曜市野菜即売会』を開きました。 同市では3年前から三竹地区の竹を使った、仮設建築の開発を学生らと進めており、今年の1月からは芝浦工業大学や滋賀県立大学の研究室も加わって、合同で竹のパビリオンづくりに着手してきました。 簡単に折れない反面、しなやかさがあり、加工しやすいという竹の特徴に着目。竹を割り、放射線状につなぎ合わせてアーチ形をつくり、その上に布を張りパビリオンを完成させました。また、竹は軽く移動も簡単なことや竹の数で大きさを変えられるなどの利点が多く、同市では「今後、イベントや災害時の簡易テントとして活用の場を広げていきたい」と期待しています。竹のパビリオンで野菜を販売コロナに負けずキクラゲに挑戦〜足柄支店の神田さん、胡こ蝶ちょう蘭らんから経営を転換〜 小田原市寿町の『神田農園』の神田智充さんが胡こちょうらん蝶蘭の栽培から心機一転、今年5月からキクラゲ栽培を始めました。7月上旬には初出荷を迎え、農園の直売所や地元のスーパーなどに出荷。「ぷりぷりとした食感がおいしい」と消費者の人気を集めています。 神田さんは約40年間、胡こちょうらん蝶蘭栽培に取り組んできました。インドネシアの栽培委託農場へ何度も足を運び、苗を輸入し、育てていました。ところが、新型コロナウイルスの影響で輸入が止まり、栽培が困難に。JAや小田原箱根商工会議所などに相談したところ、既設の温室が活用できるキクラゲ栽培を提案され、インドネシアに自生していたことも後押ししました。 今は手探りの状態ですが、肌で感じたインドネシアの空気や感覚も温室の環境作りなどに生かされています。神田さんは「キクラゲにとって良い環境を考え、栽培方法を工夫できるのが面白い。今は生と乾燥を販売しているが粉末にも取り組みたい」と夢を膨らませています。トピックスTopicsTopics

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