JAかながわ西湘

足柄茶

 足柄茶の栽培は、大正12年の関東大震災後の産業復興策として山北町清水地区で導入されたのが始まりです。その後、神奈川県内へ広がり、一大産地にまで成長しました。

 かながわブランドにも登録され、高品質な茶として銘柄も確立されています。県内で生産された茶は、各地区の荒茶工場で加工後、県農協茶業センターに一元集荷され、仕上げ加工を経て製品化された後、「足柄茶」として販売。昔ながらの普通蒸し製法で製造しているため、水色は澄んだ山吹色で、うま味・甘み・渋みのバランスがとれた味わいが特徴です。

 リーフ茶の他、ティーバッグや粉末茶、リシール缶飲料等の商品があり、神奈川県内のJAやJA直売所、インターネット販売等で取り扱っています。